
2009年10月16日
厚生労働省は、今年9月29日に子宮頸がんの原因となる、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染予防を目的としたワクチンを承認し、10月16日に正式承認をしました。
今回承認されたのは、グラクソ・スミスクライン社(GSK)の「サーバリックス(Cervarix)」。
サーバリックスは、ヒトパピローマウイルス(HPV)の16型と18型の感染を予防するワクチンです。2007年5月にオーストラリアで初めて承認されて以来、日本での承認を含め、世界99カ国で承認されています。
感染前にワクチンを接種することで、子宮頸がんの原因の約7割を占めるHPVの感染予防が期待できます。
接種対象者は10歳以上の女性で、通常3回、上腕の三角筋部に筋肉内接種します。6カ月間で3回の接種が必要で、3〜5万円かかるとされています。
諸外国では、子宮頸がんのワクチン接種の公費負担で行われているところもありますが、日本では、自己負担での任意接種となる見通しです。
また、HPVワクチンの承認を受け、各種学会や啓発団体が公費負担による無料化を求める声明を出しています。
なお、米国メルク社(万有製薬)のHPV感染予防ワクチン「ガーダシル(Gardasil)」も、現在、国内承認申請中です。
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